国際結婚の手続き面で大変だったこと

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アメリカ人の妻と国際結婚の手続きが完了して1年が経とうとしております。

国際結婚の手続き面で振り返る機会があったので、これを機に大変だったことを記録として残しておこうとおもいました。

婚姻制度の理解が大変だった

婚姻手続きの経験は多くの人が一回だと思います。例にもれず僕も初めての婚姻手続きの経験。つまり日本人との婚姻手続きと国際結婚の手続きの違いが理解できていないため、どのタスクが国際結婚特有の行為なのかが理解するのに時間がかかりました。

また婚姻手続きとビザ発行の手続きを一緒くたにしていたため、制度の全体像の把握が困難だった記憶があります。

WEB上で自身と似ているケースが少ない

僕たちは日本人男性とアメリカ人女性のカップルで日本国内で婚姻するケースとなります。そもそも日本人とアメリカ人の国際結婚は、アメリカ人男性日本人女性のかつ「アメリカの移住する」ケースが多数であるため、我々が必要としている情報がWEB上では数少なかったです。

婚姻要件具備証明書(独身証明書)の取得が大変だった

独身であることを証明する婚姻要件具備証明書(独身証明書)の取得が大変でした。

在日アメリカ大使館または領事館へアポ予約が必要

独身証明書は、在日アメリカ大使館へ直接出向き取得する必要があります。出向くにも事前の予約が必要で、最短で一か月先の予約枠しか空いてなかったですし、予約してもメール返信が無いため本当に予約できたか不安でした。

また妻が地方在住者だったためこの日のために東京まで来てもらう必要がありました。

東京のアメリカ大使館(赤坂)

婚前契約書の作成が大変だった

欧米では婚前契約書を締結するのが一般的だそうです。離婚時にトラブルになりやすい財産分与や子供の親権に関して契約書上に盛り込む必要があります。

そもそも日本で作成した婚前契約書はアメリカで法的拘束力があるかとか、疑問だらけで弁護士に相談しに行ったりしました。

やったこととしては、インターネットで書式をダウンロードして双方の必要条項ChatGPTを使って手直しして印刷してサインして保管しています。「年度ごとに双方合意の上見直す」旨の内容となっています。

知り合いの弁護士に体裁を確認してもらっており、公証化はしてもらっていません。

そもそもの妻としての婚前契約書の作成要望としては、相続した財産を離婚時にパートナーに分与することを避けたかったみたいで相続分財産は財産分与の対象外だということが後日わかりました。日本、アメリカの法律でも。

婚姻届けの提出が大変だった

婚姻届の提出が大変だった理由は、役所によって婚姻手続きに必要な資料が異なる点でした。

当時僕は首都圏に住んでいたため、最寄りの役所に提出する場合、外国人側の出生届が必要だったためアメリカから取り寄せなくてはいけませんでした。

一方で僕の本籍地かつ、妻の所在地の地方の役所では出生届は不要だということが分かり、婚姻届提出希望日前日に書式不備がないか確認の上、翌日にもう一度役所に赴き、無事提出することができました。

最後に

振り返ると国際結婚の手続きはかなり大変でした。

この手の手続き系は、妻は本当に苦手でほぼ自分一人で動いていましたね。。。当時、私の諸事情でなるべく早く婚姻関係を成立させたったため前に進めない感が精神的に参ったこともあります。

この手続きの代行業者が成り立つ理由もわかります。

今回は婚姻手続きの大変さを紹介させていただきましたが、数年後に配偶者ビザの申請手続きも控えております。

おそらくまた僕が実質的に動くことになることになるでしょうが、良い経験だと思って取り組もうと思います。僕は経験こそが価値だと思うので。

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